自主回収されたDVDプレイヤー、別の業者から再販売される
2011年12月13日 07:00
headless 曰く、 発煙や発火の恐れがあるとして自主回収されたポータブルDVDプレイヤーが、回収品を購入した別の業者により再度販売されていた可能性が高いという。経済産業省によれば、自主回収品が再流通するのは前代未聞とのこと(毎日jpの記事、asahi.comの記事、MSN産経ニュースの記事)。
対象製品はaxionブランドのポータブルDVDプレイヤーAXNシリーズ。2003年6月に長瀬産業が発売し、2007年に自主回収が始まるまでに約47万台が販売されたという。長瀬産業は自主回収後に大半を台湾メーカー側に返品しており、返品された製品を購入した海外のブローカーから日本の輸入卸販売業「デジタルランド」が再輸入。今年5月から約9,000台をWebショップやリサイクルショップで販売したが、9月に自主回収品であることが判明して販売を中止したという。同社は長瀬産業に対し、保有分の買い取りを求める民事調停を申し立てている。
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