韓国のスマホ利用:20・30代はiPhone、10・40・50代はGALAXYシリーズ
2011年12月9日 21:28
韓国で、サムスン電子のスマートフォン「GALAXY」(ギャラクシー)シリーズと、米アップルの「iPhone」(アイフォーン)の主な利用者層が異なっているという調査結果が出た。リサーチ専門機関のメトリックスが7日に発表した。
調査によると、GALAXYシリーズは、10代と40代、50代に利用者が多く、iphoneは20代と30代の利用者が多いという。
詳細な内訳では、GALAXYシリーズを使用する10代は21.7%、40代は16.5%、50代は6%で、iphoneを使用する10代の17.3%、40代の7%、50代の4%をそれぞれ上回った。また、iphoneを使用する20代は44%、30代は27.7%で、GALAXYシリーズを使用する20代の31.2%と30代の24.5%を上回っている。
職業別では、GALAXYシリーズは学生と主婦の利用者が多く、iphoneは事務・技術職と専門職が多い。
メトリックスのパク・レヒ課長は、「iphoneの使用者の中で20代と30代が多い理由は、“アーリーアダプター”(新しい商品やライフスタイルを早い段階で取り入れる人々)の層の割合が高いため」と分析した。
今回の調査は、スマートフォンでモバイルインターネットを利用する12歳から59歳の男女2,618人を対象に実施した。(翻訳:萩庭雅美)