2011年生まれの子供の名前、男の子は大翔・蓮、女の子は陽菜・結愛がトップ
2011年12月9日 19:18
明治安田生命保険は9日、「2011年生まれの子供の名前」に関する調査結果を発表した。調査結果によると、男の子の名前は『大翔』と『蓮』がそろってトップ。女の子の名前は、昨年2位の『陽菜』、『結愛』がともにトップとなった。
『大翔』は2007年以降5年連続でのトップの座を守っている。『蓮』は7年ぶり2回目のトップとなった。また、男の子の名前ベスト10は、女の子と比べて順位が大きく変動していることが特徴的。『蓮』、『樹』、『大和』、『陽翔』等、あらたに8つ名前がトップ10入りした。「大」・「太」のような雄大さと「翔」のような上昇をイメージする漢字の人気は根強く、今年は大地に根ざす力強いイメージの「蓮」や「樹」、明るい将来を願う「陽」・「輝」の漢字も人気だった。
また、女の子の『陽菜』は、2年ぶりにトップに返り咲いて通算6回目のトップとなり、根強い人気となっている。一方『結愛』は、2009年に5位に入って以来順位を上げ、昨年は2位、そして今年は初めてトップとなった。
「今年は、東日本大震災を機に、人との“結びつき”や“愛情”を再認識した1年だった。日本経済は依然として閉塞感に覆われている時代だからこそ、男の子には『明るい希望に向かい、力強くはばたいてほしい』、女の子には『人との結びつきを大切にし、愛情に満ち溢れた子に育ってほしい』と強く願う親の気持ちが伝わってくる」と同社はコメントしている。
さらに、名前の読み方では、男の子は『ハルト』が3年連続のトップ、女の子は『ユイ』が3年ぶりにトップとなった。人気の語尾は、男の子の5人に1人が「○○ト」、女の子の6人に1人が「○○ナ」となっている。女の子の“2音”人気がさらに高まり、『マナ』も、昨年ランク外から10位へ急上昇している。
そのほか、NHK紅白歌合戦に初出場する芦田愛菜ちゃんの『愛菜』が昨年64位から5位に浮上した。テレビやCMで大活躍の佐々木希さんの『希』が昨年91位から14位に急上昇している。スポーツ界ではサッカー関連の名前が人気で、長友佑都選手の『ユウト』が大人気となっている。漫画「キャプテン翼」の主人公『翼』も10位にランクインした。