第30次長期滞在クルーと星出宇宙飛行士ら、バイコヌール宇宙基地に到着

2011年12月9日 10:30

 国際宇宙ステーション(ISS)の第30次長期滞在クルーとそのバックアップクルーは12月8日、モスクワから専用チャーター機に乗り、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地に到着した。

 オレッグ・コノネンコ宇宙飛行士、アンドレ・カイパース宇宙飛行士、ドナルド・ペティ宇宙飛行士らを乗せた「ツポレフ134(Tu-134)」は12月8日午後、バイコヌールの空港に着陸した。空港ではRSCエネルギア社のニコライ・ゼレンスチコフ副社長と関係者らが訪れ、クルーらの到着を歓迎した。

 第30次長期滞在クルーは今後、整備施設に訪れ、ソコール宇宙服と座席シートのチェック、ソユーズTMA-03Mの機体検査、宇宙へ持って行く物の確認などを行い、打ち上げの最終準備を行う。

 なお、今回のバックアップクルーには宇宙航空研究開発機構(JAXA)の星出彰彦宇宙飛行士も務めている。

 第30次長期滞在クルーを乗せたソユーズTMA-03Mはバイコヌール時間12月21日19時16分(日本時間22時16分)に打ち上げられる予定で、3人はISSで約6ヶ月間の長期滞在を行う。

 ■Soyuz TMA-03M crews arrived to the Baikonur launch site
http://www.energia.ru/en/iss/iss30/photo_12-08.html

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