H-IIAロケット20号機、12月11日に打ち上げ

2011年12月9日 11:45

 種子島宇宙センターでH-IIAロケット20号機の打ち上げ準備作業が順調に進められており、天候に問題がなければ、予定通り12月11日に打ち上げられる見通しだ。

 12月9日には電波系統や推進系最終クローズアウト作業などが行われ、12月10日夜に発射台への機体移動が予定されている。H-IIAロケット20号機の打ち上げは現在、12月11日10時から12時の間に設定されている。

 今回の打ち上げには日本政府の情報収集衛星「レーダ3号機」が搭載されており、情報収集衛星の打ち上げは9月の「光学衛星4号機」以来、約3ヶ月ぶり。日本政府は2012年度までに光学衛星2基、レーダ衛星2基、計4基での運用体制を目指している。

 また、これまでの情報収集衛星の打ち上げと同様に、セキュリティー上の観点から、インターネットによる打ち上げ中継はないとみられる。

 なお、この写真は12月9日現在の種子島宇宙センターである。

 ■H-IIAロケット20号機の打上げについて
http://www.jaxa.jp/press/2011/10/20111019_sac_h2af20_j.html

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