【銘柄診断】神東塗料は押し目買い流入の兆しも、復興需要取り込み業績は順調
2011年12月7日 23:30
神東塗料 <4615> (大1)が人気相場を迎えている。それまでの120円台のもみ合いから、11月中旬に入り一段水準を切り上げ、そこで商いを伴いながら玉集め的な兆候が見られたことで、11月28日に商いを伴いながら200円台に乗せるとその後は一気呵成の上昇相場に突入してきた。
人気の衰退も速く、短期急落に見舞われたが、12月6日は下げ局面で商いが盛り上がり、押し目買いの流入も観測されるところ。
信用銘柄で無いだけに、カラ売りの流入も期待できず、一度トレンドが変わると下げに拍車がかかる公算もある。
大洪水の影響でタイ工場が営業停止になっている模様で、株価の足かせになっているようだ。ただ、工業電着塗料は震災復興需要が増加、今2012年3月期は営業利益が6億5000万円と前期比1.6%の小幅増益見通しにある。PBRは0.6倍と低い水準にあり、仮に仕手人気が剥落しても、それほどの下げにはならないかもしれない。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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