【銘柄診断】極東開発工業は震災復興関連の割安株買いが再燃し高値肉薄
2011年12月7日 19:15
極東開発工業 <7226> は7日、9円高の485円まで上げて5円高の481円と反発し、12月5日につけた年初来高値490円に肉薄した。ゴミ収集車の特装車や災害廃棄物仮設処理プラントなどに東日本大震災の復興特需思惑を高めて割安修正買いが再燃しており、今年11月の今3月期業績の上方修正も見直された。
同社は、今年5月に災害廃棄物の選別と破砕処理をする仮設プラントの提案を行い、1995年に発生した阪神・淡路大震災での投入実績をアピールした。このため株価も、大震災発生で突っ込んだ年初来安値295円から485円高値まで6割高した。
一方、今期業績は、第2四半期累計業績開示時の11月に上方修正され、純利益は、今年8月開示の予想値15億円を16億円(前期比81%増)へアップさせ大きく続伸する。
株価は、485円高値から400円台を試す下値調整が続いたが、この上方修正とともに再度、高値を更新してきた。PERは12倍台、PBRは0.3倍と割安であり、高値抜けから一段高に進もう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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