【銘柄診断】雑貨屋ブルドッグはPBRが0.2倍、強烈に割安感をアピール
2011年12月6日 19:39
雑貨屋ブルドッグ <3331> は震災以後もみ合い相場を続けているが、7月11日の年初来高値246円、そして10月11日に再度250円と高値を更新するなど単発的に人気を集めており、それなりに市場人気が高い銘柄である。
同社はファッション雑貨店「雑貨屋ブルドッグ」、生活雑貨店「ザナード」をチェーン展開し、その運営を行っている。とくにここへきて、プライベートブランド商品開発に力を入れ、収益力がアップ。前2011年8月期は営業利益7億2000万円(前々期は14億200万円の損失)と急回復を果たした。今2012年8月期についても経常利益7億6000万円と、前期比5.5%の連続増益を見込んでいる。
これまでは単独のロードサイド出店を中心に行ってきたが、商業環境の変化に対応し、大型ショッピングセンターへの出店や、駅ビルを中心とした都市型出店も行っていく方針。PBR0.2倍という水準は強烈に割安感をアピールする数字と言えそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・「柏レイソル」にあやかって昇格銘柄に「掉尾の一振」効果を期待=浅妻昭治(2011/12/05)
・【銘柄診断】あみやき亭は相次ぐ下方修正の織り込みを終え出直り相場入りへ(2011/12/06)
・【太陽光発電関連特集4】住宅用太陽光発電システム市場の推移は拡大基調(2011/07/21)
・【クラウドコンピューティング特集(6)】国内IT業界大手も事業展開を強化(2011/06/21)