パナソニック、少人数世帯向け「プチ」食器洗い機とドラム式洗濯乾燥機を発売

2011年12月6日 18:36

 パナソニックは6日、近年増加している少人数世帯のライフスタイルに合わせたコンパクトサイズの卓上型食器洗い機合計3機種を、2012年2月10日より発売すると発表した。

 昨今、単身・夫婦2人などの少人数世帯が増えており、家電に対して、基本性能の良さに加えコンパクトサイズを求める傾向がある。食器洗い機は家事の効率化やエコ性能の高さが評価されているが、一方で従来品に比べてより小型な製品への要望があった。

 今回発売する新製品は、設置面積を水切りかごサイズ(幅47cm×奥行30cm)、体積を従来品比約40%カットしたコンパクトな食器洗い機。圧迫感を感じにくく、キッチンに調和するスタイリッシュなデザインで、スペースが限られたキッチンでも設置しやすくなっている。

 さらに、同社独自の「エコナビ」機能を搭載(NP-TCR1のみ)。「水温センサー」は庫内に取り込んだ水の温度を検知して洗浄行程の到達温度を調整、「室温センサー」 は室温を検知して乾燥行程のヒーター加熱時間を調整し、最大で約7%節電する。

 また、パナソニックは本日、洗濯~乾燥時のムダを省く「エコナビ」を新たに搭載した幅60cm×奥行60cmのドラム式洗濯乾燥機を、2012年3月10日より発売すると発表した。

 同社が今年4月に発売した前モデルNA-VD100L/200Lは、コンパクトサイズが好評で、計画の約1.2倍の売れ行きとなっている。購入者層の中心は、単身や夫婦2人の少人数世帯で、その購入世帯の構成比はレギュラーサイズのドラム式洗濯乾燥機のほぼ2倍になっている。

 今回発売する新製品は、好評の幅60cm×奥行60cmのマンションサイズ・6kg容量はそのままに、新たに「エコナビ」機能を搭載し、衣類の量や水分の抜けやすさを検知して、最適な運転プログラムに設定。消費電力量を最大約7%、使用水量を最大約6%カットし、節電・節水を実現する。さらに、購入ターゲットとなる20-30代は、夜に洗濯し部屋干しする機会が多いため、部屋干ししても短い時間で乾き、洗濯物の部屋干し臭も抑える「部屋干しコース」を新たに採用した。

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