中国、リモートセンシング衛星「遥感13号」を打ち上げ
2011年12月5日 23:30
中国国家航天局(CNSA)は北京時間11月30日2時50分(日本時間3時50分)、リモートセンシング衛星「遥感13号(Yaogan-13)」を載せた「長征2号丙(Long March 2C)」ロケットを、山西省の太原衛星発射センターから打ち上げた。
打ち上げられたロケットは順調に飛行し、「遥感13号」が所定の軌道に投入され、打ち上げが成功した。
「遥感13号」は中国航天科技集団公司所属の上海航天技術研究院が開発した新型のリモートセンシング衛星で、主に科学実験、国土資源調査、環境保護、農作物の防災などに使用されるが、軍用目的もあると指摘されている。
なお、今回の打ち上げは長征ロケットシリーズにとって152回目の打ち上げだった。
■長征二号丙火箭成功発射遥感衛星十三号
http://www.calt.com/xwzx/zyxw/20111130032928a379fb.html
【関連記事】
・中国、衛星2基を打ち上げ
・中国、「神舟8号」を打ち上げ
・中国、ユーテルサット社の通信衛星「W3C」を打ち上げ
・中国、宇宙ステーション「天宮1号」を打ち上げ
・中国、通信放送衛星「中星1A」を打上げ