「インドア Google マップ」登場、駅構内・空港・デパート等の構内図が見られる
2011年11月30日 16:23
グーグルは30日、駅構内・空港・デパート等の構内図が見られる「インドア Google マップ」を発表した。
「インドア Google マップ」は、複数階の建物でも、どのフロアかを自動的に判別して、その階の地図とMy Locationの青いアイコンが表示される。違う階を見たい時には、右側に表示されている階の番号をタップして表示する階を切り替えることができる。
今回、「インドア Google マップ」は、様々なパートナーから構内図を提供してもらい、日本とアメリカで提供を開始した。日本国内においては、駅構内、空港、さらにデパート等で利用できる。
具体的には、交通機関では、JR山手線・中央本線・総武線・埼京線・京浜東北線の東京都23区内主要駅、東急東横線・東急田園都市線・東急大井町線の主要駅や、羽田空港、成田空港で利用可能。商業施設/デパートなどでは、伊勢丹、ヴィーナスフォート、小田急百貨店、京王百貨店、Shibuya 109、109 MEN’S、西武、大丸、高島屋、デックス東京ビーチ、東急百貨店、東武百貨店、プランタン銀座、松坂屋、松屋、マルイ、三越、東急ハンズ、ららぽーと豊洲、レミイ五反田、丸ビル、新丸ビル、丸の内OAZO、丸の内ブリックスクエア、東京ビルTOKIA、東京ミッドタウン、日本科学未来館で利用可能。
また今後、都営地下鉄の全101駅、JR山手線・中央本線・総武線・埼京線・京浜東北線の東京都・千葉県内77駅 、東急電鉄の全98駅や、アークヒルズ、六本木ヒルズ、サンシャインシティ、アクアシティお台場、東急ハンズ、ららぽーとTokyobayでも利用できるようになる予定。
「インドア Google マップ」の提供開始にあたり、国土交通省観光庁の溝畑宏長官は、「観光庁では、将来海外旅行者3,000万人を受け入れる体制をつくるべく、案内表示の多言語化や通訳の質の向上などに努めている。インドア Google マップは、広大な空港や駅構内など屋内における移動を効率化、快適にするもので、観光庁として力を入れている観光のICT化という方向性と合致するものであり、訪日旅行外国人旅行者の受入環境改善に大きく貢献する画期的なサービスであると考えている」とコメントしている。
なお、「インドア Google マップ」は、Android 2.2以上を搭載するスマートフォンで、Google マップ 6.0以上を使用している場合に表示することができる。