日産、「ジュークニスモコンセプト」を東京モーターショーで公開

2011年11月29日 18:20

 日産自動車は29日、東京モーターショー2011において、「ジューク ニスモコンセプト」を公開すると発表した。同コンセプトカーは、好評のコンパクトスポーツクロスオーバー「ジューク」のプレミアムスポーツバージョンのあり方を示すクルマとなる。

 日産「ジューク」は、その独特のスタイリングで競争の激しいBセグメントにおいて異彩を放ったが、「ジューク ニスモコンセプト」はなお一層スポーティ感が際立つテイストとなっている。同コンセプトカーは、より低く、より幅広く大胆で、存在感のあるデザインを特徴としている。止まっていても、パフォーマンスカーであることが一目瞭然なスタイリングとなっている。先鋭的なパーソナリティを求めるユーザーをターゲットにしている「ジューク ニスモコンセプト」は、コンパクトカーの俊敏さ、クーペの様な反応の良さ、SUVの力強さを合わせ持つベース車のユニークな特徴をさらに増幅している。

 日産の副社長であるアンディ・パーマー氏は、「日産ジュークのグローバルな販売の成功は、お客さまがオリジナリティのあるクルマを求めていることを紛れも無く証明している。『ジューク ニスモコンセプト』は、この考えを更に高いレベルへ引き上げている。それは、力強く個性的で極めて望ましいものだ」と述べている。

 ニスモは、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社の略称で、同社は世界中のサーキットでの長年にわたるモータースポーツ活動を通じて高い評価を得ている。

 ニスモ社の取締役社長である宮谷正一氏は、「このコンセプトカーが示す様に、ニスモは新しい次元の個性を、ジュークをはじめとする日産の主力車種に付加していく。ニスモの将来は、増え続けている幅広いお客さまのために、プレミアムスポーツデザインを開発することにある」と語っている。さらに宮谷氏は、「今後投入していくニスモの商品レンジは、日産の商品と同様に親近感がありながらも革新的なクルマとなり、ニスモの活力を注入して所有する喜びと運転する楽しみを一層高めていく」と付け加えている。

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