東急百貨店の新店「ShinQs」、2012年4月26日に渋谷ヒカリエと同時オープン

2011年11月28日 22:14

 東急百貨店は28日、2012年4月26日に開業する渋谷ヒカリエと同時に、渋谷の街の魅力向上と新しい需要を創造する、新しい商業施設「ShinQs(シンクス)」をオープンすると発表した。

 「ShinQs」は、約16,000㎡の売場面積に、フード、ビューティー、ファッションなど約200の売場・ユニット数で構成する。「ShinQs」の意味は、「渋谷 Shibuya」の街に、「輝き Shine」をプラスする、東急百貨店の「新しいお店」、「Q」に東急百貨店の意味を込めている。
 
 コンセプトは、“新・渋谷、はじまる。 SPARKMENT STORE”とし、商品・サービスを通じて渋谷に集まる高感度な顧客に、思いがけない出会いや発見、ワクワク感を提供する場を創出する。

 ターゲットは、自分目線で高い自己編集能力を持つ20代後半から40代の働く女性 “セルフエディター”とし、新しい渋谷をリードする大人の女性を狙う。「ShinQs」は、渋谷から遠ざかっていた層を広域から集客し、ショッピングを通じて渋谷の街の魅力向上に貢献する。

 地下3F~地下2Fの食料品フロアでは、日本を代表する3人のパティシエ(辻口博啓、青木定治、鎧塚俊彦)の出店や、渋谷駅近くの養蜂場で採れたハチミツ「通称シブハチ」を使ったスイーツ、生活者の関心の高いナチュラルフードの充実など、ShinQsならではの高感度なラインアップとする。

 地下1F~地上1Fのビューティグッズ&サービスフロアは、上質感のあるコスメティックだけでなく、セルフコスメやビューティー雑貨、クイックかつ気軽に利用できる本格的なビューティーサービスまで展開する、トータルビューティーフロアとなる。中でも、ナチュラル&オーガニックアイテムは都内最大級の品揃え。また、「NIPPON」を切り口とした、新しいビューティーゾーンを構築し、日本で生まれ、育まれた製法・素材・美の思想を、現代の暮らしの中に活かした商品を展開する。カラダの内側・外側からキレイになれる漢方ビューティーや、「よーじや」が都内初のカフェ併設店舗として出店する。

 そのほか、顧客の利便性・楽しさ・快適さを追求し、買い物目的がなくても、思わず来店したくなるShinQsだけの魅力的なサービス機能、「スイッチルーム」を設置する。ターゲット顧客が「ON」・「OFF」のキモチの切り替えができるスペースで、全6フロアに設置する。会員制のパウダールームやアート展示スペースを併設するなど、従来のレストルームの基本機能に加え、独自のサービスや環境提案といった新しい付加価値を提供する。また、各フロアのコンセプトにあわせた、デザインやBGM、香りの提案や、立体的な音響が響く「3D サウンド」などを導入するなど、女性目線での心地よい空間を提供する。

関連記事

最新記事