0時を回るとネットゲームの強制切断が行われる「シンデレラ法」
2011年11月25日 17:29
danceman 曰く、 韓国では、16歳未満の若者が夜間にオンラインゲームにアクセスすることを禁じるとした制度が先週末より施行されたとのこと。12時になると強制的にシャットダウンすることから、同制度は「シャットダウン法」、または「シンデレラ法」とも呼ばれている(本家/.、CNN記事)。
NIAが2010年に行った調査によれば、韓国では9歳から39歳の人のおよそ8%がインターネット依存症を煩っており、9歳から12歳では14%と更に深刻な結果であったという。またオンラインゲームカルチャーが盛んである韓国では若者の間で蔓延するゲーム中毒が深刻な事態を引き起こしており、こうした問題に対する有効な対策が急務となっていた。
だが、親の個人情報を使って作成したアカウントを利用している若者も多く、このようなアカウントでは制限を行えないなど、同制度の抜け道を指摘する専門家もいる。また「幸福追求の権利を侵し、映画及びテレビ鑑賞などのレジャー活動からゲームを差別している」と、同制度は憲法違反であるとする声もあがっているそうだ。
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