【話題株】任天堂は「ニンテンドー3DS」の販売校長報道を好感して急反発

2011年11月25日 18:42

  任天堂 <7974> は25日、500円高の1万1350円まで上げて350円高の1万1200円と3営業日ぶりに急反発し、10月27日につけた年初来安値1万680円に並ぶ安値水準から底上げをした。きょう25日付けの日本経済新聞で、同社の携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」の販売が、ゲームソフト「スーパーマリオ」シリーズの好調な売れ行きで盛り返してきたと報道されたことを手掛かりに、下げ過ぎ訂正買いが再燃した。

  報道は調査会社のメディアクリエイトの推計を伝えたもので、「3DS」の販売は、11月に入って週10万台を突破、直近の第3週(11月14~20日)も約9万6000台と高水準を維持、この第3週までの11月の販売台数は、34万台と10月単月の24万台を上回ったとされた。

  3日に発売したゲームソフト「スーパーマリオ 3DSランド」が、20日までに約50万本売り上げたことが販売復調の要因となっており、12月も、人気ソフトの発売が相次いで予定されていることからゲーム機の販売増につながるとの観測を伝えている。

  株価は、「3DS」の販売が、販売価格引き下げにもかかわらず低迷し、今年10月に今3月期業績の再下方修正と減配を発表、このときにつけた年初来安値から悪材料出尽くしとして1万2530円までリバウンド、ほぼ往って来いの再調整をした。再度、底上げにトライしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
「熱狂的フアンづくり」経営で好業績の寿スピリッツ、河越誠剛社長に聞く(2011/11/25)
【銘柄診断】1stホールディングスは月次売上げの好調が改めて先高感を刺激(2011/11/25)
犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2011/08/10)
株式評論家・浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガがスタート!登録受付中(2011/06/22)

関連記事

最新記事