富士フイルム、光学26倍ズームのレンズ交換不要なデジカメ「FUJIFILM X-S1」を発売

2011年11月25日 10:40

 富士フイルムは24日、フジノン光学26倍マニュアルズームレンズと2/3型 1200万画素 EXR CMOSセンサーを搭載し、広角24mmから超望遠624mmまでの幅広い領域において高画質撮影を実現する、プレミアムロングズームデジタルカメラ「FUJIFILM X-S1」を、12月7日より発売すると発表した。「FUJIFILM X-S1」は、圧倒的な高画質と洗練された操作性、デザインで「撮る愉しさ」を感じさせるプレミアムカメラ「Xシリーズ」の第3弾となる。

 レンズには、F2.8-5.6のフジノン光学26倍マニュアルズームレンズを採用し、被写体に1cmまで近寄れるスーパーマクロから、624mmの超望遠までの幅広い領域の撮影が、レンズ交換なしで可能。光学性能に優れたガラスレンズをふんだんに採用しており、広角から望遠までの全領域で、画像の周辺部まで高い解像感を実現する。高倍率ズーム時にも、新開発の手ブレ補正機構により、高画質を保ったまま効果的に手ブレを補正する。

 また、0.47型の大型で明るい電子ビューファインダーにより、被写体をすみずみまでクリアに見ながらフレーミングを行うことができ、「ファインダーを覗いて撮る」という撮影スタイルを楽しめる。さらに、撮影シーンに応じて1つのセンサーを3つの撮像方式(高感度・低ノイズ優先/ダイナミックレンジ優先/高解像度優先)に切り替えて撮影できる富士フイルム独自のEXR技術と高感度CMOSセンサーを組み合わせた2/3型 1200万画素「EXR CMOSセンサー」を搭載し、さまざまなシーンで高画質撮影を実現する。

 シボ革のテクスチャーを施したラバー調コーティングでカメラボディ全面を覆い、モードダイヤルやコマンドダイヤルはアルミ削り出し工法で加工。プレミアムな質感を演出すると同時に、カメラボディをホールドした時の手触り感やダイヤルの指がかりなど、操作性の良さも追求している。また、ズームレンズの鏡胴内部に金属を採用することにより、滑らかで使いやすいズーミングを実現。ボディ・レンズ一体型のため、レンズ交換式カメラのように、レンズを取り外しする際にゴミやほこりがセンサーへ付着してしまうという心配もない。

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