【銘柄診断】ダイユーエイトは冬の節電関連人気高め最高純益を買い直し反発
2011年11月25日 09:47
ダイユーエイト <2662> は24日、16円高の650円と3営業日ぶりに反発した。11月4日に発表した10月度売上推移速報で月次売上高が、防災商品や秋・冬物商品の好調推移で連続2ケタプラスとなったことを見直し、今2月期業績の上方修正・5期ぶりの過去最高純利益更新を買い直しており、冬の節電関連の割安株人気が再燃し逆行高した。
同社の月次売上高は、東日本大震災発生後の3月以来、20%台のプラスが続いている。震災被災で一時は被災地内の16店舗が営業停止をしたが順次、営業を再開して商品供給を優先し、防災商品や修復商品、節電対策・暑さ対策商品の需要が大きくなったことが寄与したもので、災害損失や資産除去債務損失を計上したが、2月通期業績は、今年9月に上方修正した。
純利益は、5月開示の予想値1億9000万円から4億3000万円(前期は8000万円の黒字)へ引き上げられ、2007年2月期の過去最高(3億8200万円)を更新する。つれて配当も年間18円(実績12円)に増配する。
株価は、今期第1四半期のV字回復業績を評価して年初来高値714円まで3割高し、半値押しの調整を経て、業績増額・増配で再度、700円台にタッチした。PER9倍台の割安修正で高値奪回に再挑戦しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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