古川聡宇宙飛行士ら、無事帰還

2011年11月24日 09:45


 第28次長期滞在クルーのセルゲイ・ヴォルコフ宇宙飛行士、マイケル・フォッサム宇宙飛行士、古川聡宇宙飛行士の3人を乗せたソユーズ有人宇宙船(ソユーズTMA-02M)は11月22日、無事地上に帰還した。

 ソユーズTMA-02Mはアメリカ東部標準時間11月21日18時(日本時間11月22日8時)に、国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングを解除し、アメリカ東部標準時間11月21日21時26分(日本時間11月22日11時26分)に、カザフスタン・アルカルイク東部に無事着陸した。

 着陸は順調に行われ、救助隊は着陸の数分後にソユーズTMA-02Mの帰還カプセルを発見し、カプセルから3名のクルーを抱え、外へと運び出した。古川聡宇宙飛行士らは少し疲れた様子だったが、元気な姿を見せ、手を振った。古川聡宇宙飛行士らは健康診断とリハビリーのため、今後、アメリカのヒューストンで数週間を過ごす予定となっている。

 写真=NASA。

 ■Soyuz TMA-02M space vehicle crew has returned to Earth
http://www.energia.ru/en/iss/iss28/photo_11-22.html

 【関連記事】
ソユーズTMA-22、国際宇宙ステーションとドッキング
ソユーズTMA-22、打ち上げ成功
古川聡宇宙飛行士、11月22日に帰還
ソユーズTMA-22、打ち上げ準備開始
ソユーズ有人宇宙船の飛行再開は11月14日、NASAが合意

関連記事

最新記事