「21 世紀は異常気象が確実に増加」気候変動に関する政府間パネル発表

2011年11月22日 11:30

 capra 曰く、

 気候変動に関する政府間パネル (IPCC: the Intergovernmental Panel on Climate Change) は、地球温暖化が進むにつれて 2010 年にロシアで発生した熱波や、「アフリカの角」と呼ばれるアフリカ大陸東部で起きた干ばつのような極端な気候現象が進むとの報告を発表した (Nature News & Comment の記事本家 /. 記事より) 。

 IPCC によると 21 世紀の世界では温暖化が進み、極寒地域が減少することは「事実上避けられない」とのこと。実際の降水や嵐、また洪水の危険性にどのような影響があるかは分からないことも多いが、場所によっては「居住地域としてはますます限界に近づく」ことが考えられるとのこと。なお、この発表の元となっている報告書の詳細は公開されてはいない。IPCC によってまとめられたこの報告書の要旨は IPCC に関わる全ての政府の承認を要するため、肝心な結論が弱められることがあると警告する批評家もいるとのことだ。

 ここ日本でもしばらく極端な気候現象を感じている /.Jer も多いのではないだろうか? 皆様の実感はいかがだろうか。

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