中国、衛星2基を打ち上げ
2011年11月21日 15:00
中国国家航天局(CNSA)は北京時間11月20日8時15分(日本時間9時15分)、「創新1号03星」と「試験衛星4号」を載せた「長征2号丁」(Long March 2B)ロケットを、甘粛省の酒泉衛星発射センターから打ち上げた。
打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約15分後に「創新1号03星」、約16分後に「試験衛星4号」をそれぞれ所定の軌道に投入し、打ち上げが成功した。
「創新1号03星」は気象観測から自然災害、環境変化などを監視する小型実験衛星で、中国科学院(CAS)が開発した。一方、「試験衛星4号」は宇宙空間での新しい技術を試験する中国4基目の技術試験衛星で、中国空間技術研究院が開発した。
なお、今回の打ち上げは長征ロケットシリーズにとって151回目の打ち上げだった。
■我国成功発射創新一号03星和試験衛星四号
http://news.xinhuanet.com/tech/2011-11/21/c_122310708.htm
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