トヨタ、米ケンタッキー州の生産事業体が設立25周年記念式典を開催
2011年11月21日 11:24
トヨタ自動車は20日、同社のアメリカにおける生産事業体であるトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ケンタッキー（Toyota Motor Manufacturing, Kentucky, Inc.、以下TMMK）が、設立25周年記念式典を、現地時間11月19日10時40分（日本時間20日0時40分）より、ケンタッキー州にあるキーンランド・ホールにおいて、コリンズ元州知事をはじめとする政府関係者、コミュニティ（地元関係者）、近隣サプライヤー、トヨタの張会長、TMMKのジェームズ社長らの出席のもと、実施したと発表した。
式典にて、張会長は、「25年間、我々はここで車両を生産するだけでなく、この地域社会の一員となりたいと思い続けてきた。地域の皆様の温かいご支援をいただき、ここまで成長することができた。心から感謝申し上げたい。我々は苦しい時も、共に手を携え、困難に立ち向かってきた。この先の25年もそうありたい」と述べた。
TMMKは、1986年に北米初のトヨタ単独での車両工場として設立され、累計生産台数は約870万台になる。また、米国市場において9年連続で乗用車販売台数1位を獲得している主力車種カムリは、北米生産のうち約7割がTMMKにおいて生産されている。2001年には、ゲイリー・コンヴィスが社長に就任するなど、現地人材の登用もいち早く推進してきた。
なお、設立25周年を記念し、地域の団体や大学に計10万ドルの寄付ならびに新型カムリハイブリッドの寄贈を行う他、従業員やその家族を対象にした式典も同日17時45分（日本時間20日7時45分）より、同州ラップ・アリーナにおいて実施し、従業員とともに25周年を祝った。