【銘柄診断】国際石油開発帝石は原油先物価格大幅続伸で業績再々上ぶれ思惑高める
2011年11月17日 17:45
国際石油開発帝石 <1605> は17日、1万6500円高の50万3000円まで上げて6000円高の49万2500円と急反発した。前日の米国市場で原油先物(WTI)価格が、大幅続伸し一時、1バーレル=109.89ドルと6月1日以来の5カ月半ぶりの高値をつけたことを手掛かりに今3月期業績の再々上方修正思惑を高め割安株買いが再燃している。
同社の今期業績は、今年8月、11月と上方修正されてきた。11月の再増額は、通期の原油価格(ブレント原油)を8月増額時の1バーレル=100.5ドルから104.8ドルへ引き上げたことが要因となっており、原油先物価格の続伸が再々上方修正思惑につながっている。
株価は、8月の業績増額では原油価格が下落してことが響いて下値を探り、11月の再増額では原油価格上昇を伴って2万円超幅の上ぶれとなった。PER13倍台、PBR0.9倍の割安修正をフォローしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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