【銘柄診断】WOWOWは上方修正と記念増配を見直し内需関連の割安株買い再燃
2011年11月17日 17:44
WOWOW <4839> は17日、200円高の18万円と反発し、11月15日につけた東証第1部上場以来の高値18万1000円を窺った。10月28日に発表した今3月期業績の上方修正と記念増配を見直し内需関連の割安株買いが再燃した。
同社の今期業績は、10月1日開局のフルハイビジョン・3チャンネル局の効果で正味加入件数が純増となり、番組調達コストの低減も加わり、第2四半期累計業績、3月通期業績と相次いで上方修正するなど好調に推移している。
3月通期純利益は、期初予想の12億円が23億円(前期比27%減)へ引き上げられて連続減益率を縮小する。
期末配当も、期初に前期の東証1部指定替え記念配当1000円を落として3000円としたが、今期は、改めて本放送開始20周年と3チャンネル開局の記念配当1000円を上乗せして前期並みの4000円とする。
株価は、2Q累計業績増額をキッカケに最高値まで2万円高して高値調整となったが、PERは11倍台、PBR1倍ソコソコと割安である。内需好実態株として逆行高展開を支えよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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