【銘柄診断】天馬は自己株式取得で一段と底上げにトライ

2011年11月17日 16:41

  天馬 <7958> は17日、38円高の644円まで買い進まれて15円高の621円と3日ぶりに急反発し、前日ザラ場につけた上場来安値603円からの底上げを鮮明化した。16日大引け後に発表した自己株式取得が、底値買いを再燃させた。

  自己株式取得は、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を行うことを目的にしており、上限を50万株(発行済み株式総数の1.81%)、4億円、取得期間を11月22日から来年1月31日までとして実施する。

  同社の株価は、今年8月に今3月期業績を上方修正し、11月に発表した第2四半期累計業績が、この増額値を上ぶれて着地したが、反応は薄く下値を探る展開が続いた。PERは12倍台、PBRは0.3倍と下げ過ぎを示唆しており、自己株式取得で一段と底上げにトライしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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