【銘柄診断】セブン銀は株式分割を歓迎し最安値水準から大きく底上げ
2011年11月16日 17:45
セブン銀行 <8410> は16日、4100円高の14万9100円と4営業日続伸し、10月19日につけた上場来安値14万100円に並ぶ最安値水準から大きく底上げした。15日大引け後に株式分割を発表、権利取りを兼ねて下げ過ぎ訂正買いが増勢となった。
株式分割は、投資単位当たりの金額を引き下げて株式の流動性を向上、投資しやすい環境を整え投資家層を拡大することを目的にしており、合わせて全国証券取引所が進めている「売買単位集約化計画」に沿い売買単位を100株とする単元株制度も採用する。11月30日を基準日として1株を100株に分割する。
株価は、今3月期第1四半期累計業績がやや伸び悩み、世界的な金融株売りも波及して上場来安値まで調整、第2四半期累計決算とともに発表した今3月通期業績の上方修正を評価して底上げした。PER10倍台の下げ過ぎ訂正に拍車がかかろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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