【銘柄診断】メガネトップは前半の好業績基調をキープできるかが焦点になる
2011年11月12日 05:52
メガネトップ <7541> は3月16日の年初来安値360円から8月24日の933円まで第1波の上昇相場を演じた。その後9月26日の691円まで調整を入れ、そこから上昇2波に転じ11月8日には989円の高値を示現した。
7月26日に今2012年3月期の第1回目の上方修正を行ない、10月25日には2回目の修正となり、株価は増額修正の都度、見直し人気を集めているパターン。
営業利益は期初の58億円6000万円の見通しが、直近では92億3000万円(前期53億8700万円)にまで拡大している。人気タレントを起用してレンズの品質と低価格を訴求したテレビCM効果もあり、PB(プライベートブランド)商品「フリーフィット」などの販売が好調に推移、自社製品で利益率が高いことも利益を大きく押し上げている。
ただ、後半のスタートとなる10月の既存店の月次売上げは前年同月比10.9%増と、中間決算の平均値同17.2%増を下回っている。後半の業績動向に焦点が合わされそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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