エコスポ・プロフェッショナルとデンドーモータース、EV二輪ベンチャー2社が戦略的パートナーシップを締結

2011年11月10日 23:09

 エコモビリティ事業を行う、早稲田大学発ベンチャー企業である株式会社エコスポ・プロフェッショナル(本社:東京都新宿区)は10日、EV二輪専門店であるデンドーモータース株式会社(本社:神奈川県海老名市)と戦略的パートナーシップを締結したと発表した。

 アジアNo.1のEV二輪車トータルソリューション・カンパニーを目指し、EV二輪車の普及のため、二社の経営資源を共有する。EV二輪車の研究開発から販売、アフターサービスまでの一連において、互いの企業価値の連鎖、いわゆるバリューチェーンが生まれ、二社の社会的価値が最大化されることを目指す。

 「“エコモビリティの普及”という共通の目的が、今回の戦略的パートナーシップ締結を生んだ。二社の経営資源を共有することにより、研究開発、設計、製造、販売、アフターサービスなどの分野における共同作業が可能となり、より安心・安全・快適なEV二輪車製品を開発できるようになった。ユーザーのニーズに見合い、かつメンテナンスを行いやすい製品の設計および開発に努めていく」と両社はコメントしている。

 なお、デンドーモータースは、12月中旬に福岡県福岡市南区に、さらに二社共同出資で2012年に中国・上海へ海外第一号店の出店を計画している。

 また、二社は、エコスポ・プロフェッショナルが開発した、日本最高クラスの走行距離(1充電走行距離90km)が可能な電動アシスト自転車「VERNY BFシリーズ」について、11月15日よりデンドーモータース各店舗で先行予約販売を開始する。また、今年度中に登坂能力40°、1回あたりの充電における走行距離が80kmを超える、世界最高クラスの高性能電動スクーターの発売を予定しているという。

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