【話題】野村HD急落、市場に衝撃、オリンパス関連とも、90年来最安値

2011年11月8日 17:29

  8日(火)後場、野村ホールディングス <8604> の株価が47円安の241円と急落。去る、10月4日の261円を下回って年初来安値と同時に1990年以降の最安値をつけマーケットに、「いったい何があったのか」と衝撃が走った。

  マーケットの話を拾うと、

  (1)株価が大暴落しているオリンパス <7733> の主幹事で、なんらかの関連がありそうだ

  (2)海外での人員削減をやっているようで、外で何かあったのではないか

  (3)外国人持株比率が4割近くあり、外国人投資家が売りに回っているようだ

  ・・・・・といった観測が飛び交っている。

  今日の株価急落については、今のところ会社側からのコメント等の発表はない。

  去る11月1日には、第2四半期(4~9月)決算を発表。第1四半期(4~6月)では、最終利益で177億7100万円の利益を挙げ、「さすがノムラ」評価だった。しかし、第2四半期では最終損益では赤字283億2100万円(前年同期は黒字33億7300万円)となって、「やはり、ノムラといえども苦しいか」という評価に変わっていた。そこへ、追い討ちをかけるようなオリンパス関連の話が流れた。

  既に、マーケットでは「株価200円割れがあるかどうか」に関心が向いている。まさに、超閑散の今の株式マーケットを象徴している動きだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
大王製紙はオリンパスの連想売りで軟調、アク抜けには至らず(2011/11/08)
【読者と一問一答】急落のオリンパスは処分すべきか?(2011/11/08)
犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2011/08/10)
株式評論家・浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガがスタート!登録受付中(2011/06/22)

関連記事

最新記事