プロトンロケット、測位衛星「グロナスM」3基を打ち上げ

2011年11月7日 17:15

 ロシア連邦宇宙局はモスクワ夏時間11月4日16時51分(日本時間21時51分)、ロシア衛星測位システム「グロナス(GLONASS)」の衛星、「グロナスM(Glonass-M)」3基を載せたプロトンロケット(プロトン・ブリーズM)を、カザフスタン・バイコヌール宇宙基地から打ち上げた。

 打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約6時間後に「グロナスM」3基を所定の軌道に投入し、打ち上げが成功した。「グロナスM」の打ち上げは今年10月に引き続き、2か月連続。

 グロナスはロシア国防省が運用している衛星測位システム(GNSS)で、元々は軍事目的で開発されたが、現在は民間にもサービスを提供している。稼働しているグロナス衛星はすでに地球全体をカバーできる24基体制となっているが、ロシア連邦宇宙局は年内にさらに3基のグロナス衛星を打ち上げる予定となっている。

 ■Состоялся пуск РКН ≪Протон-М≫ с тремя космическими аппаратами ≪Глонасс-М≫
http://www.roscosmos.ru/main.php?id=2&nid=18205

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