ブックオフコーポレーションが業績予想を増額修正

2011年11月2日 18:59

■商品別バランスなど奏功し株価はPER割安に

  ブックオフコーポレーション <3313> は2日の大引け後、業績予想の利益見通しを増額発表。3月通期の連結営業利益の予想は、これまでの32億円から34億円に、純利益は16億円から17億円に見直した。商品別需給バランスを考慮した販売・買取価格の調整や在庫水準の見直しにより粗利率が改善されたことなどが奏功。新店の出店時期が下期にずれ込んだため、下期に費用が乗るものの、業績予想は当初を上回るとした。新たな予想1株利益は93円18銭。

  株価は7月に796円の高値をつけたあと4カ月以上ジリ安基調を続けている。直近の安値10月26日の632円。2日も上値が重く、終値は644円(4円安)。ただ、増額修正により、東証1部銘柄の平均PER14.54倍を当てはめた場合、予想1株利益93円18銭の14.54倍は約1355円になる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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