三越伊勢丹、2月に首都圏9店舗で店舗休業日を設定 新宿本店では営業時間短縮も
2011年11月1日 21:36
三越伊勢丹ホールディングスは1日、完全子会社である三越伊勢丹について、2012年2月に店舗休業日、及び営業時間短縮日を設定すると発表した。
同社では、顧客への接客・サービスを向上させ、新しい百貨店モデルを構築していくことを目指し、今年8月に首都圏3店舗において店舗休業日を導入した。その結果、営業日には販売員が厚く配置され、より質の高い販売・サービスを提供することが可能となった。その後、取引先各社からも販売員の労働環境の改善、高品質な接客・サービスの提供、販売員の安定確保等の観点から店舗休業日を求める動きも出てきているという。
同社は、このような状況を踏まえ、今回、店舗休業日を首都圏9店舗に拡大し、また伊勢丹新宿本店では、2週間の営業時間短縮日を設定する。
伊勢丹は、新宿本店、立川店、松戸店で2月28日（火）が休業日となり、浦和店、相模原店、府中店で2月21日（火）が休業日となる。また、三越は、日本橋本店が2月20日（月）、銀座店が2月27日（月）、千葉店が2月28日（火）が休業日となる。
さらに、伊勢丹新宿本店では、2月15日（水）～2月29日（水）まで2週間、営業時間が10：30～19：30（通常は10：00～20：00）に短縮される。ただし、24日（金）と25日（土）は10：30～20：00となる。