プログレス補給船(45P)、打ち上げ成功

2011年10月31日 16:30

 ロシア連邦宇宙局はバイコヌール時間10月30日16時11分(日本時間19時11分)、プログレス補給船(45P=M-13M)を載せたソユーズロケット(ソユーズU)をバイコヌール宇宙基地から打ち上げた。

 打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約9分後にプログレス(45P)を地球周回軌道に投入し、打ち上げが成功した。ロシア連邦宇宙局は8月24日、プログレス補給船(44P)を載せたソユーズUロケットの打ち上げに失敗したため、プログレス(45P)は約4ヵ月ぶりに国際宇宙ステーション(ISS)に向かう宇宙船となった。

 プログレス(45P)はそのまま地球周回軌道で飛行し、アメリカ東部夏時間11月2日7時40分(日本時間20時40分)に、ISSのズピアース・ドッキング室とドッキングする予定となっている。

 今回のプログレス(45P)には飲料水、酸素、推進剤の他、長期滞在クルー用の衣服や交換修理品、予備品など、計2.6トン以上の補給物資が搭載されており、古川聡宇宙飛行士ら第29次長期滞在クルーに届ける。

 ■Грузовой корабль "Прогресс М-13М" на орбите
http://www.energia.ru/ru/iss/iss29/progress_m-13m/photo_10-30.html

 【関連記事】
ギアナから初のソユーズロケット打ち上げ
ソユーズロケット、測位衛星「グロナスM」を打ち上げ
プログレス補給船(44P)、打ち上げ失敗
ソユーズロケット、次世代通信衛星6基を打ち上げ
ソユーズロケット、軍事偵察衛星を打ち上げ

関連記事

最新記事