日本マクドナルドHLDは「戦略的閉店」一巡し純利益38%増加
2011年10月29日 20:32
■第3四半期決算を発表
日本マクドナルドホールディングス <2702> が28日発表した第3四半期の連結決算(1~9月)は、売上高が前年同期比9.3%減の%減の2232.8億円となり、営業利益は同3.0%減の215.6億円となった。東日本大震災発生直後の休業や、節電などにともなう影響があった。ただ、純利益は、「戦略的閉店」の一巡により特別損失がなくなったため、同38.3%増の86.4億円の大幅増益になった。第3四半期末の1株純資産は1180円61銭。
■「えびフィレオ」のエビは十分確保と伝えられる
12月通期の予想は変更なく、売上高は前期比6.0%減の3045億円、営業利益は同3.8%増の292億円、1株利益は103円03銭。
タイの洪水による影響としては、定番メニュー「えびフィレオ」のエビは100%タイのものだが、完成品の状態で十分な量を確保してあり、短期的には影響はないとの会社側談話を日本経済新聞が伝えた。
株価は8~9月に下値2000円前後で下げどまり。10月は2070円どころまで上げながら堅調小動き。28日の終値は2049円(1円安)となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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