タダノは第2四半期好調で3月期末の配当予想を増額

2011年10月28日 18:04

■株価は下降トレンド抜け出す動き

  タダノ <6395> は28日の大引け後、第2四半期決算(4~9月)を発表。連結売上高は前年同期比22.0%増の504.2億円となり、営業利益は黒字に転換し21.9億円となった。26日に増額修正済み。国内では、建設用クレーンはおおむね横ばいで、車両搭載型クレーンや高所作業車は好調。海外では、業界全体の傾向として、欧州は底ばい、北米・中南米・中東などでは大幅に増加。3月通期の予想は変更せず、売上高は前期比22.5%増の1100億円、営業・経常・純利益は黒字に転換し、予想1株利益は15円75銭。

  決算発表と同時に、3月期末配当の予想を従来の3円から5円に増額した。前期は3円だった。

  28日の株価は伸びきれず、朝方は521円(14円高)まで上げたものの終値は505円(2円安)。ただ、波動としては、9月30日の553円を高値に下降トレンドに入っているなかで、ここ2日間は下降トレンドを抜け出す動きとなっており、調整一巡の接近をうかがわせる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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