Nokia、初のWindows Phone搭載機を発表
2011年10月28日 06:00
headless 曰く、 Nokiaは10月26日にロンドンで開催したイベント「Nokia World」で、同社初となるWindows Phone 7.5(Mango)搭載スマートフォン「Nokia Lumia 800」と「Nokia Lumia 710」の2機種を発表した。2機種ともWCDMA/GSM対応で、通信速度はHDSPA 14.4Mbps/HSUPA 5.76Mbps。シングルコアのSnapdragon MSM8255を搭載し、メインメモリーは512MB。ディスプレイサイズは3.7インチ(480×800ピクセル)となっている(プレスリリース、ケータイWatchの記事、IT PROの記事、本家/.)。
Lumia 800はNokiaのCEO、Stephen Elop氏が「the first real Windows Phone」と形容するフラッグシップモデル。6月に公開された開発機と同様、Nokia N9とほぼ同じデザインで、AMOLEDディスプレイやカールツァイスレンズ搭載の8メガピクセルカメラを搭載。ストレージサイズは16GBだ。WCDMA時の連続通話時間は最大9.5時間、連続待ち受け時間は最大335時間となっている。価格は420ユーロ前後で、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、イギリスの5カ国では11月発売、香港、インド、ロシア、シンガポール、台湾では年内に発売予定とのこと。米国と中国での発売は来年になる見込み。
エントリーモデルのLumia 710はストレージサイズが8GB、TFTディスプレイと5メガピクセルのカメラを搭載する。WCDMA時の連続通話時間は最大6.9時間、連続待ち受け時間は最大400時間。香港、インド、ロシア、シンガポール、台湾でLumia 800と同時に発売される予定とのこと。その他の国では来年の発売を予定。価格は270ユーロ前後。
このほか、Symbian OS S40を搭載した新興国向けの低価格端末、「Asha」シリーズ4機種も同時に発表されている。4機種中3機種はQWERTYキーボードを搭載しており、WCDMA/GSMに対応する上位2機種はタッチスクリーンディスプレイを搭載。下位2機種はGSM(EDGE)対応で、デュアルSIM対応モデルも用意される。価格は60ユーロから115ユーロ。
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