ホンダ、新型「フリード」にハイブリッドを追加 5ナンバーサイズミニバンで初

2011年10月27日 12:16

 ホンダは27日、コンパクトなボディサイズに、ゆとりの室内空間や大容量の荷室空間などで好評の「フリード」シリーズに、快適な走りと低燃費を両立させ、購入しやすい価格に設定したハイブリッド車「フリード ハイブリッド」、「フリード スパイク ハイブリッド」を追加するとともに、「フリード」、「フリード スパイク」をマイナーモデルチェンジし、10月28日に発売すると発表した。

 また、新開発した電動ウインチを搭載した福祉車両のフリード「車いす仕様車」をはじめ、「サイドリフトアップシート車」、「助手席リフトアップシート車」を11月25日に発売する。

 「フリード ハイブリッド」、「フリード スパイク ハイブリッド」は、5ナンバーサイズのミニバン・ハイトワゴンとしては、初めてのハイブリッド車となる。優れたパッケージング技術に軽量・コンパクトなIMAシステムを組み合わせることで、居住性や使い勝手の良さはそのままに、クラストップレベルのJC08モード走行燃料消費率21.6km/L、10・15モード走行燃料消費率24.0km/Lの低燃費を達成している。また、ハイブリッド車とガソリン車のFF車は、エコカー減税に適合している。

 ホンダは、独自のパッケージング技術と、軽量・コンパクトなIMAシステムの利点を活かし、さまざまなタイプにハイブリッド車を展開してきた。現在では、ホンダの国内四輪登録車の3割以上がハイブリッド車となっている。

 価格は、「フリード ハイブリッド」、「フリード スパイク ハイブリッド」ともに214万9,000円(税込)から。

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