ジョブズ、「Android を潰す」と話していた

2011年10月26日 11:00

 cheez 曰く、

 本日世界同時発売となったウォルター・アイザックソンによるスティーブ・ジョブズ公認の伝記「スティーブ・ジョブズ」は彼の経営や人生観、また闘病についてなど本人や家族へのインタビューを元にした内容となっているそうだが、この本ではジョブズが Android を非常に敵視していたことも明らかになった (AP 通信の記事本家 /. 記事より) 。

 2010 年に HTC が Android 端末を発表した際、ジョブズはその端末が iPhone の人気機能を模倣していると怒り心頭だったといい、Google は「重窃盗罪に値する」と罵ったという。更に「銀行にある Apple の 400 億ドルを全て使ってでもこれを正すし、最期の力を振り絞る必要があるならそうする」と話し「Android は盗まれた製品だから潰す。熱核戦争をすることだって厭わない」と息巻いたという。

 その後、Apple の元取締役エリック・シュミットとの会合で「訴訟には興味が無い」とジョブズはシュミットに伝えていたとのこと。「金などいらない。例え 50 億ドルを差し出そうと、いらない。金なら山ほど持っている。我々のアイデアを Android に使うのを止めてもらいたい、ただそれだけだ」と話したとされ、この会合はなんの解決にもならなかったとアイザックソンは記している。

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