BMW、ツインパワー・ターボ・エンジン搭載の「BMW Z4 sDrive20i」を発売

2011年10月25日 09:50

 ビー・エム・ダブリュー(BMW)は24日、卓越した運動性能を持ち、ロードスターの伝統的な特徴を現代の感性で新たにデザインした「BMW Z4(ゼット・フォー)」に、新開発の新世代BMWツインパワー・ターボ・エンジンおよびセグメント初の8速スポーツ・オートマチック・トランスミッションを採用した「BMW Z4 sDrive20i(エス・ドライブ・ニー・マル・アイ)」、ならびに、ロードスター・モデルとして初のエコカー減税対象モデルとなる「BMW Z4 sDrive20i Cruising Edition(クルージング・エディション)」を、全国のBMW正規ディーラーで、同日から販売を開始すると発表した。納車は、2011年10月下旬からの予定。

 プレミアム・ロードスター・モデルのセグメントにおいて高い人気を誇る「BMW Z4」は、伝統的なロードスターのプロポーションを現代風にアレンジ。極めて洗練されたスタイルで、駆けぬける歓びを味わう事が可能なモデルとなっている。BMW ロードスター初のリトラクタブル・ハードトップを開ければ、爽快なオープンエア・ドライビングを堪能でき、ハードトップを閉めればプレミアム・セグメントにおけるスポーツ・クーペ特有の快適なドライビングを堪能できる。

 「BMW Z4 sDrive20i」は、新世代エンジンとなる2.0リッター直列4気筒BMW ツインパワー・ターボ・エンジンを搭載し、スポーティなパワー・フィールを驚くほどの低燃費と低排出ガスで実現している。

 新世代エンジンは、ツインスクロール・ターボ・チャージャー、高圧の燃料を燃焼室内に直接噴射する高精度ダイレクト・インジェクション、吸気と排気のバルブ・タイミングを最適に調整するダブルVANOS、そして、インテーク・バルブのリフト量を無段階に可変制御するバルブトロニックを組み合わせたBMW ツインパワー・ターボ・テクノロジーの採用により、最高出力135kW(184ps)/5,000rpmおよび最大トルク270Nm/1,250-4,500rpmを発生し、低回転から広い回転域で最大トルクを発生させる事が可能であり、燃料消費量と排出ガスを低減させながら駆けぬける歓びを高めるBMWEfficientDynamicsの設計思想に従って開発されている。

 また、セグメント初の採用となる8速スポーツ・オートマチック・トランスミッションにより、極めて滑らかで精確なギヤ・シフトを実現し、燃料消費量のさらなる低減を実現している。

 「BMW Z4 sDrive20i Cruising Edition」は、精悍な外観をさらに際立たせるタービンスポーク・スタイリング292アロイ・ホイールのほか、ウインド・ディフレクター、サーボトロニックなど、オープンエアでの快適性やスムーズな操作性をさらに高める数々の機能を標準装備した特別仕様車。

 同モデルは、「平成22年度燃費基準+20%」および「平成17年排ガス基準75%低減レベル(★★★★低排出ガス車)」を達成し、自動車取得税および重量税が約50%減税となるエコカー減税対象モデルとして、ロードスター・モデルにおいて初めて認定された。

 価格は、「BMW Z4 sDrive20i」が499万円、「BMW Z4 sDrive20i Cruising Edition」が519万円。

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