【銘柄診断】明光ネットワークジャパンは連続の最高純益・増配を買い直して急反発
2011年10月21日 20:20
明光ネットワークジャパン <4668> は21日、19円高の641円と反発した。10月11日の8月期決算の発表以来、100円超幅の急落に見舞われたが、今期業績の連続した最高純利益更新、増配からは下げ過ぎとして割安株買いが再燃しており、日証金段階で売り長で逆日歩がつく信用好需給も押し上げ効果を発揮した。
同社の前期業績は、今年7月の上方修正値を上ぶれて前々期比6%増収、7%経常増益、1%純益増益となった。直営教室で4教室、フランチャイズ教室で88教室を各増加させ、エリア戦略を推進するとともに、教室長、スーパーバイザーのマネジメント力を強化、医系大学受験専門予備校の東京医進学校の連結子会社化に加え、各種キャンペーンやテレビCMなどの積極プロモーションを展開したことが業績上ぶれ着地につながった。
今期業績も、7月に資本・業務提携したアルク <2496> とともに語学通信教育を強化することなどから続伸を予想、純利益は、20億3000万円(前期比5%増)と連続して過去最高を更新する。
配当は、25円(前期実績22円)に連続増配する。
株価は、東日本大震災発生でつけた年初来安値568円から自己株式取得・消却や前期第2四半期業績の上方修正で同高値798円まで反発し、7月の前期通期業績の上方修正や期末配当の増配にも反応は限定的で700円台を試す下値もみ合いが続いた。PER9倍台の割安修正で高値奪回にトライしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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