茨城空港、「Low Cost Airport of the year 2011」を受賞 LCCの運航サポートが評価される
2011年10月21日 12:01
茨城県は21日、茨城空港が、アジア・パシフィック地域の航空市場に関する情報・分析を行う独立系シンクタンク「CAPA(Centre for Aviation)」(本部:オーストラリア シドニー)から「Low cost Airport of the year 2011」を受賞したと発表した。昨日シンガポールにおいて授賞式が開催され、同県の橋本知事が茨城空港を代表して授賞式に出席した。
受賞理由は、「この1、2年で、航空会社に適した環境を提供し、LCCの運航をサポートすることにより、東京の北部及びその近郊への価値あるアクセスポイントになっていること」および「2011年には、震災による深刻な被害にあったにも関わらず、LCCに対し、実に優れたサービスの提供を継続したこと」。
受賞を受け、茨城県の橋本知事は、「この度、茨城空港がCAPA『Low Cost Airport of the Year』を受賞したことは大変光栄なこと。東日本大震災により被災した本県にとって、このような賞を受賞できたことは、大変大きな励ましとなる。私は、世界的にLCCが台頭していくことにいち早く着目して、運航コストを低く抑える工夫を重ねてきた。今回『Low Cost Airport』として受賞することは、我々のめざしてきたものが評価されたものであり、感慨深いものがある。茨城空港は、今後とも皆様が使いやすい空港づくりに取り組んでいきたい」とコメントしている。