錦織圭、テニス世界ランキングで日本男子歴代最高の30位に 松岡修造を超える
2011年10月20日 12:12
プロテニスプレイヤーの錦織圭が、10月17日に発表された男子テニスの世界ランキングで30位となり、これまで松岡修造が保持し、今年5月に自身も記録した日本男子歴代最高位(46位)を更新した。
錦織は、中国・上海で開催されていたATPワールドツアー・マスターズ1000の上海ロレックス・マスターズで準決勝まで進出し、前週の47位から30位まで一気にランキングを上げた。
上海の結果について、錦織は、「すばらしい1週間でした。ATP1000のマスターズシリーズで、準決勝まで勝ち進めたことには少し驚いています。この大会の結果は大きな自信になりますし、今後の糧にもなると思います。また、トップ10の選手に勝てたことも嬉しく思います。自分自身にとっても、また今後の試合に向けても重要な勝利になりました」と、自身の公式サイト(keinishikori.com)で語った。
また、日本人最高位を更新したことについては、「とても光栄です。日本の男子の歴代最高になることは、ニック・ボリテリアカデミーに来た14歳から夢見たことでした。このランクにいることが信じられませんが、たくさんの方々に感謝しなければなりません。それはチームだけではなく、私を助けてもらい、勇気づけてもらった全ての方々にです。松岡修造さんは、そんな中でもとても大きな存在です。幼かった私を見つけ、キャリアの指針を示してくれました。今回、歴代最高位になったことにはとても満足していますが、さらに高いランクに行けるように、これからも頑張ります」と語っている。