メキシコシティで「逆ピラミッド型」巨大ビルが設計される

2011年10月15日 11:44

あるAnonymous Coward 曰く、 メキシコの建築設計会社が「逆ピラミッド型」の巨大ビル「Earthscraper」を設計した。Earthscraperは地上0階、地下65階建てで、その最深部は地下300メートルにも及ぶという。Mail Onlineに多数の画像が掲載されているが、まるでSFに出てくる秘密基地のような構造である(Mail Onlineの記事CNET UKの記事)。

Earthscraperは世界遺産にも指定されているメキシコシティ歴史地区の中心、ソカロ広場への建設を想定して設計されたもので、240メートル四方の広場全体が逆ピラミッドの底面となる。広場はガラス張りで、逆ピラミッドの中心部分は吹き抜けとなり、地下にまで太陽光が届く構造。緑も多く、一見地下とは思えない。上から10階ずつ博物館、店舗、住宅に割り当てられ、残りの35階がオフィス向けとなる。メキシコシティでは建築物に高さ制限があるため、地下深く掘り下げる形を考案したそうだ。なお、現在はコンセプトの段階で、実際に建設されるかどうかは未定とのこと。

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