【銘柄診断】ニューフレアテクノロジーは再増額が有力、リバウンド相場へ

2011年10月12日 13:45

  ニューフレアテクノロジー <6256> は今2012年3月期の営業利益63億円(前3月期比99%増)というサプライズのある大幅増益見通しを5月12日に発表、それを契機に6月13日の30万5500円の年初来高値まで買い進まれた。

  そして7月26日には今3月期の9月中間決算、通期見通しを増額修正、再び好業績を手掛かりに7月28日には33万6000円の年初来高値に買い進まれた。好業績買いの典型的な相場パターンである。ただ、動きが止まれば利食い売りが広がるし、下げに拍車がかかれば処分売りが膨らむもの。10月5日の15万400円まで一気の下げに見舞われた。

  スマートフォンやタブレットPC向け半導体、パワー半導体市場の拡大が続き、先端半導体製造関連メーカー向けに、主力の電子ビームマスク描画装置が好調に推移していることが業績好調の背景。アナリスト筋では今3月期の上振れ着地、来2013年3月期の続伸を想定する声が強い。PERは4倍台にまで下がってきただけに、それなりのリバウンド相場がいつ訪れてもおかしくないタイミングだ。

  本日(12日)の株価は、1万2400円高の19万1600円まで上げて4日続伸し、10月5日につけた直近安値15万400円から底上げしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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