【銘柄診断】センコーは物流事業の売上げが好調、中間も、通期も再増額が有力に
2011年10月11日 18:10
センコー <9069> は震災後の3月15日の年初来安値190円から順調な上昇トレンドを見せている。10月3日には316円まで水準を切り上げてきているが、この間、上げては押し目を入れる着実な二進一退型の上げを見せており、相場の腰の強さがうかがえる。
主力の物流事業で流通ロジスティクス事業及び住宅物流事業の他、商事・貿易事業が伸長している。このため今2012年3月期第1四半期は営業利益20億3200万円と前年同期比37.3%増の大幅増益を達成した。それを受け今3月期9月中間決算の営業利益が期初の25億円から34億円(前年同期27億5900万円)へ増額修正され、株価は好業績に裏付けられた上昇波動を描いていることが分かる。
第1四半期の好調さに比べ、9月中間決算、今3月期通期見通しの上乗せ幅はいかにも不十分。再増額への期待感がなお株価を押し上げる方向が予想される。PBR0.7倍、配当利回り3.2%と、年初来高値圏でもなお株価は割安圏内である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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