KDDIとライブドア、公衆無線LAN事業で事業譲渡契約締結

2011年10月11日 11:00

 KDDIとライブドアは、ライブドアの公衆無線LAN事業をKDDIが譲り受けることについて事業譲渡契約を締結した。これにより、ライブドアにて運営されたWi-Fiエリアとその事業は、KDDIグループへ2011年12月1日に譲渡される予定となる。

 インターネット利用が高まる中、Wi-Fiはスマートフォンなどのモバイルデバイスからインターネットを利用するために不可欠なものとなりつつある。ライブドアは現在、山手線圏内の電柱のほか、大学、カフェ、飲食店、商業施設など人が行き交い多く集う場所に約2,300ヶ所以上のWi-Fiエリアを展開。KDDIは、生活の中でいつでも、どこでも、快適にストレスを感じることなくインターネットを利用できるマルチネットワークを強化するために、「Wi-Fiエリア拡充」の一環として、ライブドアのWi-Fiエリアの運営を継承する。

 またこれにあわせて両社は、auスマートフォンの利用者と「livedoor Wireless」の利用者に向けた新たな無線ブロードバンドサービスの創出を検討していく。

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