石油ストーブ 需要ピークの12月水準に並ぶ

2011年10月11日 11:00

 電池点火で停電時も運転が可能な暖房器具として石油ストーブの需要が急拡大している。ジーエフケーマーケッティングサービスの調べによると「10月第1週の家電量販店店頭での石油ストーブの販売台数は需要ピークの12月水準になっている」という。

 ジーエフケーマーケッティングサービスが7日発表したところによると「石油暖房市場は過去10年、縮小傾向であったが、震災を機に防災・節電意識の高まりから需要が急速に拡大。特に石油ストーブの需要は著しく高まっており、販売は約2ヶ月シーズン前倒しで推移。防災や冬の節電対策として需要が増加していると考えらえる」としている。

 また、「石油暖房における9月期販売台数は石油ストーブが前年同月の約16倍、石油ファンヒータが1.8倍となった」という。

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