【銘柄診断】ニトリホールディングスは目先売り一巡後の再騰展開を想定

2011年10月10日 17:51

  ニトリホールディングス <9843> の株価は、円高関連人気を高めて8月19日に年初来高値8000円をつけて、10月3日には高値に肉薄し7970円まで上げて往って来いの調整をした。PERは13倍台と割安で信用取組も売り長となっており、目先売り一巡後の再騰展開も想定される。

  同社は9月27日大引け後に今2月期第2四半期(2Q)累計決算を発表、前年同期比4%増収、0.2%経常増益、7%純益減益となった。利益は、6月の増額値を20億円強上回った。3店舗を新規出店(閉鎖2店舗)し、海外からの開発輸入商品の拡大に注力、海外生産工場の生産管理の指導・教育を継続的に実施、商品面では新規シリーズのテレビCMや新聞の全面広告で訴求したことなどが寄与した。

  2月通期業績は6月の上方修正値に変更はなく、純利益は、313億円(前期比1%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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