【銘柄診断】ゴールドウィンは業績の回復路線入りが鮮明、上振れへチャレンジも
2011年10月9日 16:29
ゴールドウィン <8111> は200~280円の中断もみ合い場面。アウトドアスタイル事業、アスレチックスタイル事業とも順調に売り上げを伸ばし、今2012年3月期の第一四半期は営業損失が11億9900万円(前年同期は16億9200万円の損失)と前年同期に比べ損失幅は大きく縮小している。
季節的な要因で同社は毎期第1四半期は損失決算となる。このため今3月期9月中間決算については当初の営業損失8億円を5億円の損失(前年同期8億4500万円の損失)へ上方修正した。冬物商品の扱いなどにより、同社の業績は後半に収益がアップするが、中間決算増額にも関わらず通期の営業利益8億円(前期6億300万円)の見通しは据え置いている。
これで4期連続の増益となり、業績は回復路線を鮮明にしつつある。そうした業績上げ潮の中でPERが6倍台と低評価に甘んじており、割安感が強い。今3月期については増額修正の可能性が強く、株価も、もみ合い離れにチャレンジの動きが見られそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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