女子会参加率は合コン参加率の約2.5倍、マンダム20代女性のおしゃれ意識調査
2011年10月3日 10:35
マンダムは先月30日、ヘアメイクブランド「ルシードエル」開発の背景となる「20代女性 おしゃれ意識調査」を実施したと発表した。調査は、インターネットリサーチで、全国20代の女性207人に対して、今年7月に実施した。
調査結果によると、合コンよりも女子会を優先する傾向が見られ、女子会参加率は合コン参加率の約2.5倍だった。「女子会に参加する(82.1%)」が「合コンに参加する(32.4%)」を大きく上回った。月平均の女子会参加回数も0.86回/月、合コン参加回数は0.20回/月と、女子会の重要度が大きくなっている。
20代女性らは、ストレス発散だけではなく、安心やつながりを求めて女子会へ行くという。「就職氷河期、不景気加速など、今も先行きも不安な彼女たちにとって、女子会は自分の存在感や幸せ度を確認する場であり、幸せな将来のための情報交換の場。職場・地元・サークル・SNSなど多様なリレーションの根底には、“つながる安心感”や“前向きになれる共感”を求めている」と同社は分析する。
さらに、将来を不安視することに伴い、玉の輿願望より、安定・堅実な「身の丈の幸せ」を願い、「両親を大切に(68.6%)」、「幸せな家庭を築くこと(67.6%)」、「心を許せる友達(61.2%)」が、幸せな将来に大事なことベスト3となっている。雑誌内容でも「今後の人生に役立つような情報」に注目しているのが目新しいという。
幸せをゲットする恋活・婚活の場面では、堅実志向でも、積極的に着々と企むロールキャベツ女子が急増中だという。「相手によって肉食・草食を使い分ける」と22.7%が回答。巷で流行のロールキャベツ男子ならぬ、“ロールキャベツ女子”が増加している模様。
「たくらみ女子」の好感度アップツールは、自分も他人からの印象も変えてしまう「髪」 だという。「髪型を変えるとテンションが上がる(93.7%)」・「似合う洋服が変わる(83.1%)」や「髪がきれいだと行き届いた印象を与える(95.7%)」というように、「髪は内面にも外見にも変化を与えることができる」と同社は解説する。
髪の手入れはたくらみ女子にとって欠かせない。「髪はキレイの象徴(72.9%)」、「髪はオンナの命(62.3%)」、「髪はオンナの武器(56.5%)」と回答。「たくらみ女子にとってアレンジひとつで大きく変身できる『髪』は強力な武器であり、身の丈の幸せをゲットするための必要不可欠なものである」と同社はコメントしている。