東芝、カザフスタン企業とレアメタルに関する合弁会社設立を発表

2011年9月30日 11:00

 東芝は、カザフスタン共和国の国営企業であるカザトムプロム社と、レアメタル分野に関する合弁会社「KTレアメタルズ社」を設立したことを29日に発表した。 両社は、昨年6月にレアアースを含むレアメタルに関する合弁会社設立に関して基本合意しており、以降、新会社設立に向けての手続を行ってきた。そしてこのたび、カザフスタン共和国政府より必要な許認可を取得したことで新会社の設立と活動開始に至った格好だ。

 新合弁会社「KTレアメタルズ社」は、カザトムプロム社のレアアースを含むレアメタル製造と、東芝の製品開発・製造販売との相乗効果で、両社が開発している超電導機器用の材料として使用されるニオブ材およびX線管などに使用されるベリリウム材などの応用製品並びにタンタル材を世界的に販売していく。尚、これらの製品はカザトムプロム社傘下のウルバ冶金会社にて製造される。

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